部屋着もレイヤリング(重ね着)で考える 部屋着選びのポイントとメリノウールを活用した部屋着を紹介
みなさんは部屋着を持っていますか?外出着と兼用したりパジャマと兼用したり部屋着は持たなかったり、人によってさまざまですよね。私は部屋着とパジャマを兼用しています。
少ない持ち物で生活する私の部屋着を紹介します。
部屋着選びのポイント
部屋着を選ぶにあたってポイントがいくつかあります。
冬は「1枚ですごく暖かいもの」を買うのではなく、レイヤリング(重ね着)で暖かくする
冬は部屋の中でもなるべく暖かく過ごしたいですよね。「暖かい部屋着」で検索すると、モコモコのあったか素材やフリースの部屋着がたくさん出てきます。これらの部屋着は見るからに暖かそうで、私も毎年うっかり欲しくなります。笑
しかし、1枚ですごく暖かいものはどうしてもかさばります。モコモコの服は真冬以外着ないので、半年以上は着ない時期があります。
収納するときに場所をとるものは持たないほうが楽です。また、真冬以外着ないというのはもったいないです。
そこで、「1枚でものすごく暖かいもの」を買うのではなく、レイヤリング(重ね着)で暖かくするのがおすすめです。レイヤリングとは本来「積み重ねる」という意味で、主に登山などで使われる言葉です。
登山をするときは、低層では暖かくても登っていくにつれて寒くなったり、急に雨が降ったり、また晴れて汗をかいたりと常に状況が変わります。衣服を着たり脱いだりすることで様々な気候に対応できるように重ね着をするのがレイヤリングです。
これを部屋着にも応用して、季節によって薄手〜中厚手のものを重ね着していくのです。
たとえば私の場合、季節に応じて以下のようにしています。
【夏】Tシャツ+ステテコ
【春秋】Tシャツ+メリノウールパーカー+綿スウェットパンツ
【冬】Tシャツ+メリノウールパーカー+綿スウェットパンツ+メリノウールレギンス
このように季節によって着るものを重ねていきます。このやり方だと着られる季節が長く、ひとつひとつの衣類がかさばりません。
また、真冬でもお風呂上がりは暑かったり、家事をすると体が温まったりしますよね。そういうときにモコモコの服だと暑くなりすぎることがありますが、レイヤリング部屋着なら状況に応じて脱ぎ着をすることで調節しやすいのです。
自宅で気軽に洗えて丈夫なものを選ぶ
部屋着は毎日着るものです。料理や掃除で汚れることもあるので、気軽にじゃぶじゃぶ洗えることが必須条件です。また、すぐに伸びたり毛玉ができたり傷んでしまうものは避けた方がいいですね。
メリノウールを活用する
メリノウールは薄くてかさばらないのに、とても暖かいことが特徴です。ふかふかと暖かいのですが薄く、コンパクトに収納できます。レイヤリングに最適な素材だと思います。
化学繊維は選ばない
部屋着は綿かメリノウールで統一しています。化学繊維のものはかゆくなるし、静電気が起きやすく、毛玉にもなりやすいです。
ユニクロやパタゴニアなどが出しているフリースは、軽くて暖かくて一見とてもいいように感じます。乾くのも早いですね。しかしフリースは可燃性が高いという特徴があります。私は料理をするときに部屋着を着ていることが多いです。コンロの火がフリースに燃え移ったりするととても危ないです。なので化学繊維の部屋着は着ていません。
また、化学繊維はお風呂上がりなどに着ると、冬でも一時的に暑すぎて不快なことがあります。
30代ミニマリストの部屋着
私が着ている部屋着を紹介します。
トップス
無印の天竺編みクルーネック半袖Tシャツ
2019年から愛用している綿100%のTシャツです。
無印のTシャツは細身で、他の一般的なTシャツよりも似合います。骨格ウェーブの私、ユニクロのは似合わないんですよね…というかほとんどのTシャツは似合わないです。無印のものはわりと似合います。
黒色なら下着が透けないので、ごみ出しや宅配便の受け取りも心配ありません。
icebreaker(アイスブレーカー)のメリノウール リアルフリースパーカー
メリノウールのパーカーです。寒い時、Tシャツの上に着ます。ものすごくフワフワでフカフカで軽くて気持ちいいです。一度手に取ってみたらきっと良さがわかります。使っている方のレビューを見て、ウールなのに毛玉ができないとのことで購入しました。
ものすご〜く暖かいです。普通、暖かいと謳われているものを着ても「寒くない」という程度で、熱を発しているような暖かさを感じるわけではないのですが、このアイスブレーカーのリアルフリースはほかほかする感じがします。一度着たら他のものに戻れないくらいの着心地です。あと、着ているとなんだかやさしい気持ちになります。
ボトムス
ステテコドットコムのステテコ
ステテコドットコムのステテコは2017年ころからはいていて、これは2代目です。春〜秋はずっとこれです。高島ちぢみで作られていて、ものすごく履き心地がいいんですよ。汗をかいてもはりつかなくて、サラサラと風通しがよくて、洗濯してもすぐに乾きます。
でも値段が少し高いので、ユニクロのリラコでいいのでは?と思ったこともありました。が、リラコの実物を見てみたら綿の生地がピラピラではりつきそうだったのでやめました。
ユニクロの綿スウェットパンツ
綿のスウェットパンツ。寒くなったらステテコからこちらにします。
メリノウールのものが欲しいと思いつつ、ボトムスはお尻部分がこすれたり消耗が激しいのであまり高いものは買いません。ユニクロなら消耗を気にせずはけます。
icebreaker(アイスブレーカー)の260 メリノウール テックハイライズレギンス
さらに寒くなったらスウェットパンツの下にメリノウールのレギンスをはきます。足首まである丈です。普段仕事のときも、タイツの下にこれをはいてスカートをはいています。
足元
Le dd dream スリッパ
なんでもないスリッパに見えるけれど、ものすごく履き心地がいいスリッパ。絶妙なクッション感がある。サッカー用品で有名なイタリアのLotto Sports社が開発した特殊な素材だそう。
洗濯できて蒸れなくて、夏は涼しく冬は暖かいので一年中活躍しています。
こちらの記事でも紹介しています。
洗い替えは不要
Tシャツのみ3枚持っていて、毎日洗濯しています。それ以外は全て1枚ずつしか持っておらず、毎日は洗っていません。
1枚しか持っていませんが洗濯に不便はしていません。仕事のある日の朝に洗濯をして仕事に行っている間に扇風機の風を当てておけば、帰ってくるころには乾いているので、またそれを着るというサイクルにしています。
お読みいただきありがとうございます。
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