【能率手帳ゴールド愛用】ガントチャートで習慣化 能率手帳ゴールドを5年使用しているので使い方を紹介 

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最新版の使い方はこちらの記事で紹介しています。

子どものころから日記をつけるのが好きで、小学校1年生から20代後半まで毎日日記をつけていました。現在は日記が手帳にかわり、毎日なにかと記録することを続けています。

そんな私は2019年から能率手帳ゴールドを使用しています。

能率手帳ゴールドとは  

能率手帳(現在はNOLTY)は、1949年に誕生した歴史あるブランドで、日本最初に「時間目盛り」を採用した手帳。能率手帳ゴールドはその頂点に立つ手帳です。素材や使いやすさ、紙質などすべてが特別な、贅沢な手帳です。

能率手帳ゴールドの好きなところ

羊革の柔らかくふかふかな手触り

能率手帳ゴールドの表紙は柔らかい羊革です。

これがまたくせになる触り心地なんですよね。ふわふわして柔らかくて気持ちいいのです。写真だと海苔みたいで硬そうに見えますが、実際はとても柔らかいです。ふわふわフカフカしてなんともいえない優しい手触り。革といえば牛革が一般的ですが、それとはまったく違った感触です。

私にとって、持ち物や身の回りの物の手触りはかなり大事なポイント。特に手帳は1日に何度も手に取るものなのでなおさらです。「さわって気持ちのいいもの」は長く愛用することが多いです。

小口に金箔が貼ってある

写真だとわかりづらいかもしれないのですが、伝わるでしょうか?小口のところが金箔で仕上げてあります。

キラキラの金箔仕上げです。なくてもいいけど、あると豪華で贅沢な感じ。汚れの防止も兼ねているそうです。

クリーム色の手帳用紙

能率手帳ゴールドの紙はゴールド専用の、オリジナル用紙とのこと。

私は、手帳の紙はクリーム色が好きです。白色は白すぎて書きづらい感じがします。明るくて目が疲れるというか。あかりで例えると、蛍光灯じゃなくて白熱灯のようなあたたかさがクリーム色の紙にはあって、好きです。

能率手帳ゴールドの紙は、クリーム地に緑色のインクで優しい風合いです。少しクリーム色、くらいの紙の手帳なら結構あるのですが、能率手帳ほどクリーム色が濃い用紙の手帳って意外とないんですよね。

クリーム色の用紙であることは、私の手帳選びにとって外せないポイントです。

私の能率手帳ゴールドの使い方

ガントチャートで習慣化

能率手帳の特徴といえばガントチャートです。

こういう横長の表ですね。縦軸にやることなどを書き、横軸が日付になっています。

私は運動(1日1時間歩く)、14時間以上断食(19時〜11時)などを習慣にしているので、それを書き留めています。

私と夫の仕事の予定の下に、運動欄(歩いた歩数を書く)、朝断食欄(食べ始めと食べ終わりの時間を書く)を作っています。

習慣化したいことがあるとき、ガントチャートはとても有効です。できた日にマルをつける、歩いた歩数を書く、というただそれだけのことが、意外にもモチベーションにつながるんですよね。あとで見返したときに、できた日・できなかった日が一目でわかるので、「今月はこんなにできた」と達成感を得やすいのです。

もっとマルをつけたい、というこの一見なんの意味もなさそうな動機が、目標達成に大きな効果を発揮してくれます。

ウィークリーページにはやりたいことリストやその日の出来事、本の書き写し

ガントチャートのあとにはこのようなウィークリーページが続きます。私はやりたいことリストや作った夕ご飯のメニューを書いたり、読んでいる本を書き写したりしています。

日付の下に夕ご飯のメニューを書いています。

メモページにはいろいろなリストを書く

手帳の後ろのほうにあるメモページには、買いたいもの、手放したいもの、やりたいこと、読んだ本などのリストを書いています。

◯買いたいものリスト

買いたいものが思い浮かんだら、とりあえずここに書いて、しばらく(2週間〜1ヶ月)経っても欲しかったら買います。書いただけで買わないことも多いです。その時はこれが欲しい、絶対必要!と思ったけど、時間が経つと全然いらなかった、というものは本当にものすごく多いです。このリストを作るだけで無駄な出費が減ります。

◯手放したいものリスト

捨てたいけど今すぐには決断できないもの、売りたいけど今は面倒なもの、手放すかどうか迷っているものを書いておきます。書いておくといずれ(余裕ができたときや気が向いたときに)忘れずに手放せます。

◯やりたいことリスト

行きたい場所や、試してみたいサプリメント、ミスドの500円クーポンを使うとか、着物を着たい、家賃交渉したいなど、小さいことから大きいことまでなんでも書いておきます。書いておくとだんだん達成されていきます。残ったもので引き続きやりたいことは翌年の手帳に書きうつします。

◯読んだ本リスト

読んだ本のタイトルを書いています。1ヶ月に1冊も読まない月もあれば、10冊読む月も。本は読めるときと読めないときがあります。時間というより気分の差です。傾向として春〜夏はあまり読まず、秋〜冬はたくさん読むような気がします。春夏は気候がいいのでキャンプしたり旅行に行ったり外で遊ぶことが多いし、気分も晴れ晴れと外向きに、何も考えずに楽しくなっています。笑 秋冬は外でやれることが少なく天気もよくないので気分もふさぎがちになって、考えごとをしたり本を読むことが多いですね。

能率手帳ゴールドのデメリット

月間ページがない

能率手帳ゴールドには1ヶ月を見渡せる月間のブロックページがありません。これは初めて使うときには少し不安でしたね。私がいままで使ってきた手帳にはどれも月間ブロックページがあり、便利に使っていたからです。

しかし今はスマホのスケジュールアプリで主な予定を管理しており、手帳に月間ページがなくてもまったく困っていません。スマホのスケジュールアプリのほうが通知を鳴らしたりすることもできるので、予定忘れを防止することもできて便利なのです。

スマホは予定管理、手帳は日記代わりというような使い分けにしています。手帳は予定を管理するものというより、習慣化をするためのツールだったり、日記のような生活の記録が主な役割になっているのですね。

なので月間ページがないことは、驚くほどまったくデメリットには感じませんでした。

※その後やはりマンスリーがないことに不便を感じ、マンスリー手帳を追加しました。

記載する場所が少ない

能率手帳ゴールドは薄くてコンパクトな手帳です。1日の予定や記録をびっしり書きたい人にとっては、スペースが足りないかもしれません。

私も以前は日記のように日々の記録をびっしり書きたい日があると、ページが足りないなぁと思っていました。今は前ほど細かく記録することはなくなり、主な出来事をちょこっと書くだけで満足しています。あまりびっしり書いても読み返さないものです。

ひとことふたこと書いてあるくらいのほうが、あとから読み返すのがおもしろかったりします。

また、私は旅行や出かけるときにも手帳を持っていくので、このコンパクトさが非常に助かっています。軽くて薄くてコンパクトなのに、この1冊になんでも書き込める、なんでも書いてあるという感じがとても好きです。

おまけ 私がやらない使い方

余談ですが、手帳に何かを貼り付けることはしていません。

映画のチケットやお手紙とかを貼って楽しむ使い方は、私は苦手なのでやっていません。手帳をめくりにくくなるからです(めくろうとすると、何かを貼ったページだけが開きやすくなってしまう)。ページが糊でかたくなったり分厚くなるのも苦手です。貼ってあると、見返したときに楽しいのですけどね。

能率手帳ゴールドは必要十分な手帳

能率手帳ゴールドを使い始めて6年目になりました。私にとってちょうどいい、必要十分な手帳です。同じ手帳をこんなに長く使ったのは初めてです。

その前はほぼ日手帳を4年くらい使っていました。オリジナルもカズンもweeksも使いました。

私は手帳をスケジュール管理+日記として使うので、書く場所がたくさん欲しくてほぼ日を選んでいました。(ほぼ日weeksMEGAとかも気になっていました)。けれどどうしても重くかさばりやすく、出かける時や旅行などの際に持ち歩きにくいのが難点でした。また、真っ白な紙も今思えばすこし苦手でした。紙も薄くて引っかかりやすく、あまり書きやすいものではなかったです。ほぼ日手帳のコンセプトは好きなんですけどね。私には合わなかったようです。

その後能率手帳ゴールドを使ってみようと思った時、書くスペースが足りるかな?と心配にはなりました。けれど実際使ってみて、限られたスペースだからこそ必要なことをしぼって書くし、意外とたくさん書けるし、せまいところにびっしり書いてある手帳を見るのが楽しいです。

書く場所が多ければ多いほどいいと思っていましたが、今は違う考え方になりました。

能率手帳ゴールドにしてから手帳選びに迷うことがなくなった

初めて能率手帳ゴールドを買った2019年以降、迷うことなく毎年能率手帳ゴールドを買っています。それまでは、「来年の手帳どうしようかな、ほぼ日オリジナルにしようか、weeksにしようか、それとも普通のB6ノートに手作りのカレンダーを貼り付けてみようか、うーん」などと頭を悩ませていたのです。

ですが現在は何も迷うことなく、能率手帳ゴールドを買っています。それだけ満足しているようです。

はじめは手帳に6,000円も(2025年は6,600円に値上がりしていました…)出す価値はあるのだろうかと思っていましたが、私にとってはあるようです。小口に金箔が張ってある必要はないし、紙もオリジナルの高級紙でなくてもいいし、表紙だって羊革じゃなくてもいいはず。でも、その細かな差のすべてが、能率手帳ゴールドを満足のいく手帳にしてくれています。

ゴールドじゃないほうの能率手帳も中身は一緒なので、十分に役割は果たせます。しかも1,300円程度とリーズナブルな値段。紙だって普通に書きやすいのだろうし、使うのになんの不便もないはず。でも能率手帳ゴールドがいいのです。

私にとって能率手帳ゴールドは、「これさえあれば大丈夫という万能感がある」という感じです。その万能感を裏で支えているのが、専用紙の質感がいい、書きやすい、羊革の手触りがいい、といった、直接手帳の機能にはあまり関係のない部分なのかなと思います。

 

最後までお読みくださりありがとうございます。

能率手帳ゴールドシリーズ、よろしければこちらもどうぞ。

https://minimaldotwave.com/pocketbook-2
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