1年間22着で暮らす 仕事着と普段着の紹介と、少ない服で過ごすための選び方のポイント

はじめに

今回の記事はリクエストをいただいて書きました。リクエストをくださったKさま、温かいメールありがとうございました(うれしかったです!)

1年間22着で暮らす私の仕事着と普段着

持っている服は全部で22着です。自分的にとても管理しやすく、身軽で十分な心地よい数です。服を減らすためのポイントはいくつかありますが、これは本当に人それぞれだと思います。なにを重視するか、譲れない点はどこかということですね。

仕事着

いつも着ている仕事着はこんな感じです

仕事服はいつも白のブラウスに膝下くらいのスカートというワンパターンかつ地味な格好をしています。カーディガンを羽織ることもあります。季節によって変わりますが、半袖ブラウス3枚、長袖ブラウス3枚、カーディガン3枚、スカート3枚くらいで回しています。

仕事着選びのポイント

気に入ったブランドの服を買う

少し高くても気に入ったブランドの服を買っています。1枚1万円前後です。

本当は、仕事服は汚れることもあるのであまりお金をかけたくないのです。そう思って過去に仕事はプチプラ服、普段着は好きなブランドの服と分けてみたことがあるのですが、どうもプチプラ服は気分が上がらず…。

もともと仕事が好きではないので、せめて好きな服で気分を上げないとやる気が出ません。結局、仕事服も気に入ったブランドで揃えて、汚さないように気をつけつつ着ています。

私の場合は少し高くても気に入った服のほうが長くたくさん着ますし、着るたびに嬉しくてお得なのでそうしています。

トップスは白、スカートは紺色かベージュと決めておく

朝、仕事着を考えるのに時間を使いたくないタイプです。なので買うときにルールを決めておいて、適当に手にとったものを着ても大丈夫なようにしています。私の場合はトップスを白色、スカートを紺色かベージュと決めています。こうすることで、ぱっと手にとったものを着ても組み合わせがおかしくないのでラクです(どれだけ面倒くさがりなんだと自分で思います)。実際その日に着るもので悩むことはまずないです。

あとはなるべく一年を通して着られる素材を選びます。夏は綿や麻、冬はウールというふうに素材を分けると、どうしてもその分洋服が増えてしまいます。主にポリエステルの服を選ぶことで、着られる時期が長くなるようにしています。

少ない洋服で暮らすコツはこちらの記事でも紹介しています。

パンツははかない

仕事ではパンツははきません。似合うパンツが少ないのでスカートで統一することにしています。そのほうが選択肢が減ります。どうしても作業の都合などでパンツをはく必要があるときは、後述する普段着用のユニクロジョガーパンツをはきます。

無地の服を買う

なるべく無地の服を買います。白色無地トップスに紺色無地スカートなのでほんとうに地味なコーディネートですが、仕事着は無地が一番らくです。柄物はコーデの難易度が急に上がってしまうからです。

柄ものは無地に比べると合わせ方を選ぶので、自然と着る回数も減ってしまいます。安くはないお気に入りのブランド服を買っているので、なるべくたくさん着て着倒したいのです。無地の服が結局一番着る機会が多いです。

柄ものはお店やネットで見ているとかわいくて、ついつい買いたくなっちゃうんですよね。特に人が着ているのを見るとかわいいな〜と思います。でも買って活躍するのはいつも無地の服です。うっかり買わないように、手帳に「柄ものを買わない!!」と書いてあります(それでもたまに買ってしまうし数枚持っています。意味無し…)。

普段着

次は普段着です。普段着は、スーパーなど近所での買い物のときと、お出かけのとき(外食やイベント、デパートなどに行くとき)で大きく分けています。

いつも着ている普段着はこんな感じです

近所に出かけるとき

【左】La Totalite ブラウス


5年目です。La Totaliteのブラウスはこのほかにも3枚持っています。

トップス

【右】FRAMeWORK ブラウス

10年くらい着ています。もっとかも…。当時はまだ高い服を買うことに慣れておらず、1万円くらいしたので「こんなただの半袖ブラウスに1万円!」と思ったのですが、気に入ったので思い切って買いました。結果大正解でしたね。デザインがいいのか、なぜか使い勝手がよくて大活躍しています。素材もよくて、洗濯をたくさんしているのにあまり劣化していません。同じポリエステルでも高いものは質感が全然違います。

トップスはすべて仕事着と兼用です。FRAMeWORK、La Totalite、JOURNAL STANDARD L’ESSAGEなどベイクルーズストアで買うことが多いです。

ボトムス

【左】ユニクロ ウルトラストレッチドライEXジョガーパンツ(メンズ)

パンツは骨格ウェーブにとって(というか私にとって)鬼門なのですが、スキニーとジョガーパンツはわりと似合いやすいです。このパンツは本当に楽でシルエットもきれいです。セール時1,990円と安価なのも嬉しい。

【右】Mila Owen ロングスカート

仕事着と兼用です。1年中着られる生地感です。ウエストゴムですがきちんと見えるので使いやすいです。

街なかへ出かけるとき

ワンピースを着ることが多いです。休日は仕事の日とは違うものを着たいので、ワンピースにしています。

【左】NANO universe フレンチスリーブワンピース

メルカリで1,990円でした。薄手なので春〜夏用です。落ち感と透け感のある生地でかわいいです。

【右】HOUDINI Route Shirt Dress

スウェーデンのアウトドアブランド「HOUDINI」のドレス。最近購入しました。180gと軽量で薄くてしわにならず、たたんでポケットにしまうことができます。さらっとしていて着心地がよく七分袖なので春〜秋まで長い期間着られます。

素材に高級感があるので綺麗めに着られるところがお気に入りです。それでいて機能性素材でラフに扱うこともできるアウトドア仕様なので、とっても私好み。ワンピースじゃなく「ドレス」という英語の言い方、好きです(正しくはドレスらしい)。

番外編 真冬

真冬は寒すぎて近所のスーパーにしか出かけなくなる我が家です。

この季節、トップスは部屋着の上からコンパクトダウンとウインドブレーカーを羽織り、ボトムスは部屋着のメリノウールレギンスの上からユニクロのジョガーパンツやロングスカートをはくだけという、ひどい格好で出かけます。つまりパジャマの上にアウターを着ただけです。着替えるのも寒いのでなるべく脱がずに上から着ます。

部屋着はこちらで紹介しています。

日常着選びのポイント

ウエストゴムであること

私は普段家で過ごすときは部屋着(兼パジャマ)でぐうたらしています。部屋着からぱっと着替えて出かけられるようにしたいので、普段着のボトムスはウエストゴムのものを選ぶようにしています。ボタンやファスナーがあるのとウエストゴムなのとでは、着替えの楽さと着心地の良さが全然違います。すぽっと穿くだけです。

好きなものを選ぶ

普段着はなるべく自分の好きなものを選ぶようにしています。仕事では着にくい派手な柄ものでも、スカート丈が少し短めでも、気にしないで着ます。なるべく自分の気持ちに耳を傾けて着たいものを着ます。

逆に仕事着は、自分の好みを無理に押し通さなくてもいいと思っています。たとえ好みドンピシャの服ではなくても、無難で地味な服を着ていたほうが楽だなと思います。

でも普段着はちがいます。「これ、年齢的に丈が短すぎるかな」とか「柄が派手すぎるかな」「ラフすぎるかな」などはなるべく考えずに、着たいものを着るようにします。着たときに自分が喜ぶ服です。わーい似合ってる〜と思える服ですね。何を着てもいいのですから、好きなものを着たほうがいいです。

こう考えるようになったのは実は最近です。久しぶりに海外に行って、痩せている人も太っている人も若い人も年齢を重ねた人も、みんな好きな格好をしていました。おばあちゃんでもショートパンツや膝丈スカートをはいて、背中や胸元を開けて、派手な色柄の服を着ているのがとても素敵でした。

日本にいると「アラフォーだからスカート丈は長めにしなきゃ」「いい年だからカジュアルなTシャツはおかしいかな」「肌を見せる服はみっともないと言われるんじゃないか」など息の詰まる考え方が入ってきます。もうそういうのはやめたいと思いました。

年齢に見合うファッションなどという考え方自体が、誰かが勝手に作った息苦しい枠組みです。なぜかそれを自分も受け入れてしまって、自分で自分を狭い枠に閉じ込めていたなぁと思います。だれも人のファッションなんて気にしていません。好きなものを着ないと人生もったいないと思うようになりました。

以上です。ここまでお読みくださりありがとうございます。

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