43歳までに目標額を資産形成し、経済的自由を達成する
目次
組織を離れたい
集団行動が好きではありません。
子どものころは制約の多い学校生活を送りますが、当時はまあこんなものかと思っていたので、不快ながらなんとか乗り切ることができました。不登校などになることはなく、普通に小中と過ごしました。
ただ、自由な高校•大学生活を経て社会人となり組織に所属したとき、その閉塞感、規律、同調圧力などに息が詰まりました。高校は規則のゆるい自由な進学校でしたし、大学などはもはや法律さえ守っていればなにも怒られることはありません。
小中高大と成長するにつれて徐々に自由になりルールが減っていき、のびのびと生きられるようになってきたのに、会社に入った途端に逆回転が始まり、ふたたび小学校に戻ったかのような、小さい箱にぎゅうきゅう押し込められたような窮屈さを強く感じました。
一律に頭を押さえつけられ、あれをするなこれをするな、ああしろこうしろとやり方を一方的に押し付けられる。全員で足並みを揃えて行動しなければいけない。そんな会社員生活には息苦しさしか感じません。
社会人になったとき、とにかく早く辞めようと決めた
こんな生活を60歳まで続けるのは絶対に無理。地獄でしかない。とにかくできるだけ早く辞めよう。社会人になってすぐにそう思いました。
そのわりにお金を使った20〜30代
そう決めたわりに、普通にお金を使って旅行したり好きなものを買っていました。仕事をできる限り早く辞めるということだけは決めたけど、どうやって辞めるかは考えていなかったのです。
当時は行きたい場所や買いたいものややりたいこともいろいろありました。国内・国外問わず旅行にもたくさん行きました。欲しいものを買い、習い事も複数チャレンジしていました。自分の結婚や引越し、転職もあり、お金を使うイベントも多かったです。
株や投資については知識もなく、やってみようと思ったこともありませんでした。毎月1万円でも20代のうちから投資していたら…と思います。貯金はしていましたが、今考えるともっとできたはずです。貯金額は手取りの25〜30%くらいだったと思います。現在は手取りの65%ほどを投資しています。
2021年ついにNISAをはじめる 夫婦で全力資産形成
辞めると決めた割にだらだらとお金を使い仕事を続けていた私ですが、コロナ禍の2021年、ついに投資を始めました。きっかけはコロナでお金が余ったことです。毎年夫婦で旅行に行っていたのですが、コロナで旅行に行けなくなりそのぶんのお金が浮きました。せっかくだからこのお金を投資してみようと重い腰を上げたのが2021年です。
年齢でいえば遅いスタートだったと思います。あと1年でも早く投資を始めていればと思います。当時NISAという言葉は知っていましたが、難しそう、よくわからないという理由で嫌厭していました。せめてつみたてNISAがはじまった2018年にすぐにやっていれば…と思いますが仕方ありません。
ただ、タイミングとしてはわるくなかったと思います。結婚してから10年近く経って生活も落ち着き、家計も安定していました。まとまった額の貯金もありました。ネット証券の環境も十分に整っており、信託報酬の安い良質な投資信託が登場して、投資をはじめるのにはとてもいいタイミングでした。
資産運用の内容
現在はNISAと特定口座での資産運用をしています。買っているものは主にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)やNASDAQ100などの投資信託です。個別株も少しありますが、ほとんどが投資信託です。それまで現金で持っていた貯蓄を一気に投資しました(自分のリスク許容度を熟考したうえでのことです)。
強く思うのは、変な商品に手を出すことなく、最初から良質な投資信託だけにお金を投入できたのはとてもラッキーだということです。
上述したとおり私が投資を始めた2021年はすでにネット証券の環境が十分に整っており、信託報酬の安い投資信託がいろいろ出ていました。またブログやYouTube、本などで賢い資産運用の方法がたくさん紹介されていました。これらの情報にはとても助けられました。「ネット証券会社で、信託報酬の安い良質な投資信託を買う」という正解に、遠回りすることなく最初から辿り着くことができたのは賢い先人たちのおかげです。
もともと個別株をやっていた夫も私につられて2022年から積立NISAをはじめ、現在は夫婦2人それぞれが資産運用を行っています。2024年から始まった新NISAも各自全力でやっています。毎年満額を投資し、5年で枠を埋めきる予定です。
現在の資産額
現在の我が家の世帯資産額は準富裕層に属しています。準富裕層とは「純金融資産が5000万円以上、1億円未満」と定義されています。不動産等の現物資産は含まない金融資産ですね。
43歳までに経済的自由を達成する
尊敬する三菱サラリーマンの穂高唯希さん(https://freetonsha.com)にならい、ここで目標を明確に宣言したいと思います。わたしは43歳までに目標額を資産形成し、経済的自由を達成します。目標額は私ひとりで準富裕層(5,000万円以上)、世帯資産で富裕層(1億円以上)とします。43歳という中途半端な年齢なのは、そのくらいまでには目標額を達成できそうだという試算からです。
暗い気持ちで働き続けること15年以上 ようやく陽の光が見えてきた
わたしは組織で働くことがとにかくいやですし、仕事自体も全然好きではありません。毎日暗い鬱々とした気持ちで会社勤めをすること15年以上。よくこんなに続けられたなと思います。いやなのに続けているということは、それだけ自分を押し殺してがまんしているということです。もっと早く真剣に自分の心の声に耳を傾けるべきでした。なんとなくで長い間いやなことをがまんして続けてきてしまいましたね。
「できるだけ早く会社勤めをやめる」ということだけを決めて方法を考えていなかった私ですが、ここへきてようやく光が見えてきました。資産形成で目標額を達成し、その資産と小さな副業で暮らしていきたいということです。
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