長年書き溜めた50冊の日記を捨ててすっきりした 日記の捨て方と保存期間のすすめ
目次
50冊もの日記をついに処分した
実家に長い間置きっぱなしになっていた日記を処分しました。いつか処分しなくては…とずっと気になっていた日記。現在の自宅(賃貸マンション)に置く場所がなく実家に置きっぱなしになっていました。普段目に入ることはなくても、頭の中の一区画をずっとそのこと(=いずれ日記を処分しなければいけない)が占めていた気がします。
日記は捨ての難易度が高いです。洋服や家具などと違って買い直すことができません。捨ててしまったら二度と元に戻すことができないわけですね。それを「捨てる」という決断を、長い間先送りにしていました。
日記は捨てても大丈夫だった
日記を書いていた当時は、読み返すのを老後の楽しみにしようなどと思っていたのですが、もう最近は取っておかなくてもいい、捨てたいと思っていました。読み返してもしょうがないし、嫌なこともたくさん思い出してしまうし、若いころの日記を読み返して過ごすような老後も嫌だなと。笑
20年以上書いていたので読み返せばきっとおもしろいでしょうし、捨てたら二度と戻らないし、本当に捨てていいのかな・・・と迷いはありました。でも、今までに読み返したことなんてほとんどないのです。たぶん1〜2度です。それにこの大量の日記を捨てるのは気力があるうちに終わらせてしまいたかったのです。70、80と高齢になってから捨てるのは大変です。
「捨てられない」には「捨てたい」という気持ちが入っている
日記をなかなか捨てられないという人は多いと思います。でも「捨てられない」というのは、「捨てたい。だけど捨てられない」ということで、そこにはすでに「捨てたい」という気持ちがあるのではないでしょうか。それであれば捨ててしまったほうがきっとすっきりすると思います。最初から捨てたくない、捨てるつもりがない場合は、「捨てられない」という言葉は出てこない気がいます。
※とはいえ、思い出のものはとてもデリケートです。捨てられないものを無理に捨てる必要はありません。あくまでも「捨てたい」という気持ちがある人の背中を押すために書いています。最終的に決めるのは自分です。すべてのことは、無理にやる必要はありません。
日記、手帳、ノートを捨てるタイミング
何年経ったら捨てる、と決めておくと捨てやすいです。そうしないと永遠に増え続けてしまいます。私はもう日記をつけていませんが、記録系のものは以下のように保管しています。
手帳
5年保管にしています。手帳は小さくて場所をとらないし、見返して参考になることも多いので10年にしてもいいかなと思っています。季節によって起こる体調不良や旅行の持ち物の記録、食べたものなど役に立つことも多いです。
私の父も日々の記録をノートにつけていますが、10年経ったものから捨てているそうです。
ノート
いやなことがあったりモヤモヤしたことがあったときに書くノートです。これは1冊使い終わったらすぐに捨てます。見返す必要がないからです。1冊ずつなら捨てるのも簡単ですね。
日記の捨て方
日記はとてもプライベートなものなので、人に見られたくないですよね。わたしも絶対に人に見られたくなかったです。捨て方も迷いますね。日記の捨て方をいくつか紹介します。
ガムテープでぐるぐる巻きにする
ノートごとガムテープでぐるぐる巻き付けてしまう方法です。
各ページを糊で貼り付ける
ノートを開いて、各ページに糊を塗ります。開こうとするとページが破れて、書いてあることが見えにくくなります。
ゴミ袋に日記をやぶって入れ、上のほうに生ゴミを入れる
私はこの方法で捨てました。生ゴミが入っている袋をわざわざ開ける人は少ないでしょう。ただ、きちんとゴミ集積所に出して蓋をしたり網をかけないと、カラスが食い散らかしてしまうおそれはあります。
また、ゴミ袋にそのまま入れると中身が透けて丸見えだったので、袋の内側をいらない紙で覆って中身が見えないようにしました。A4ノート50冊をびりびりひたすら破って、かかった時間は1時間半。とても手が疲れました。
シュレッダーにかける
シュレッダーがあればこの方法が安心です。ただ家庭用のシュレッダーはそこまで大きくないので時間がかかるかもしれません。
黒く塗りつぶす
黒いマーカーペンなどで塗りつぶす方法です。少量ならいいのですが、量が多いと大変です。
捨てるときの心構え
捨てると決まった場合は、ぜひ以下のポイントも参考にしてみてください。
一気に捨てる
大量の日記ごみを一気に出すのは大変です。日々の燃えるゴミの中に、少しずつ出す方法もあります。ですが私は一気に捨ててしまうことをおすすめします。一度捨てると決めたなら、気力のあるときに一気にやりきってしまいましょう。天気のいい日、連休の初日など元気のあるときがおすすめです。
自分でやる
書類処分サービスをやっている業者もありますので、処分を業者に委託することもできます。が、自分で処理できる量なら自分でやることをおすすめします。自分で処分することで、捨てることの大変さを実感するからです(私がそうでした)。ためるとこんなに大変なのか、次からは溜め込まずに保管期限を決めて少しずつ捨てていこうと思えるようになります。せっかく一度捨ててもまた溜めてしまったら意味がありません。自分で捨てることで、処分の大変さを実感することがおすすめです。
日記を捨ててすっきりした
日記を処分してとてもすっきりしました。ずっと「いつか捨てなきゃ…」と気になっていました。誰にも見られたくないものがこの世に存在しているというのは、思っている以上に頭のメモリを消耗するようです。本当に捨ててよかったです。
ここまでお読みくださってありがとうございます。なにか参考になることがあれば嬉しいです。
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